Gloriosa

のんびりした1日が過ぎていく。

 

朝ごはんを食べた後は、エースが船内を案内してくれた。

 

釣りをしたり、トレーニングをしたり、じゃれ合うような喧嘩をしたり、みんな思い思いに過ごしている。

 

甲板から海を見ると、波はとても穏やかだ。どこを見ても水平線しかない。

 

海賊船でもこんなにのんびりしてる日もあるんだな。

 

 

「うちの船はどうだ?」

『マルコ!』

 

「少し馴染んで来ただろ?」

『うん!みんな優しいし、すごく楽しい。』

 

 

「明日には島に着くだろう。何か必要なものがあれば買っておけよい。」

『ありがとう。』

 

「エースと相部屋で大丈夫だったか?問題ありそうなら1人部屋を用意させるけど。」

 

『そんな、私だけ1人部屋なんて申し訳ないし、大丈夫!』

 

「そうか。まぁ上手くやれよい。」

 

『うん!』

 

マルコも気にかけてくれてるみたい。心強いな。