Gloriosa

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コアラ達に加勢して、敵の中に乗り込んで行く。

戦いながらもミカンの気配を追う。

ミカンが敵に見つかったみたいだ。

ちょっとの間持ちこたえてくれよ。

間一髪でミカンに刀を向ける男を殴り飛ばす。

『また助けられちゃったね。サボ。』

「悪い。遅くなった。怪我ないか?」

『うん。いつもごめんね。』

「無事ならいい。それよりミカン、見聞色の覇気はどうした?」

訓練で俺と対峙した時より明らかに動きが鈍かった。

『あ、それなんだけど、なんかサボじゃないと駄目みたい。』

「え?」

『他の人は気配も感じないし動きも分からないんだよね。あの時ずっとサボの事考えてたから、サボだけわかるようになったのかな?』

「なんだよ、それ。」

普通は覇気を習得するのに相当訓練するのに、そんなに俺のこと考えてたって事か?

いや、さすがに自惚れ過ぎか。偶然だよな。

ミカンのやつ、サラッと照れる事言いやがって。

「ミカンはこのまま船に上がれ。」

「コアラ!ハック!」

呼びかけると二人も戻ってくる。

「後はよろしくね。サボくん。」

「あぁ。」

「竜爪拳ー竜の息吹!!」

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