Gloriosa

そっと扉を開く。

「悪い、待たせたな。今から俺の部屋に来れるか?」

『うん!』

コアラちゃんに行ってくると伝えて、部屋を後にする。

サボの部屋も久しぶりだ。

『サボ、お疲れさま。』

「おう!ちゃんと帰って来たろ?」

『うん!』

「本当は、もっと早く帰って来たかったんだけどな。」

『コアラちゃんから聞いたよ。情報の入手に手間取ったって。』

「あぁ。ミカンを待たせちゃいけねぇと思ったんだけど。・・・俺の方が会いたかったのかも。」

そう言って後ろから抱きしめられる。
触れられた腕が熱い。

『サボ?』

「ん?」

吐息からお酒のにおいがする。