Gloriosa

コアラちゃんと一緒に部屋に戻る。

「遅くなってごめんね!ミカンちゃん、待ちくたびれたんじゃない?」

『ほんと、心配した!』

二人で笑い合う。
部屋が賑やかなのも久しぶりだな。

「ちょっと情報を入手するのに手間取ってね。」

『そっか。でもみんな元気そうで良かった!』

コアラちゃんも全然疲れを感じさせない。

「サボくん、ずっとミカンちゃんの事気にしてたよ!
さっきも遠くから港にミカンちゃんの姿が見えた途端、“急ごう!”って!」

『そうだったの?急かしちゃってごめんね。』

そんな遠くから見られてたなんてなんだか恥ずかしい。

しばらく時間が過ぎて、外はもう真っ暗だ。

コアラちゃんは荷物の整理をしている。

サボ遅いな。迎えに来てくれるって言ってたよね。

コンコンー

「あ、サボくんじゃない?」

『うん。』