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『いなくなっちゃ嫌だ。』
震える声で訴えるミカン。
「ミカン、大丈夫。ちゃんと帰ってくるから。」
安心させるようにそっと抱きしめる。
「ミカン。俺は絶対帰ってくるから。ミカンをひとりにしない。心配しなくても大丈夫だから。」
俺の服を握るミカンの手をほどいて、自分の手を絡める。
『サボ・・・。絶対、死なない?』
「絶対死なない。約束する。」
背中に回した腕にギュッと力を込める。
「絶対帰ってくるから、ここで待ってて。」
『うん・・・。絶対だよ。』