Gloriosa

買い物に出かけた翌日。

朝からサボの部屋に来ていた。

今日から早速訓練に参加させてもらえる事になった。

革命軍に入りたての人向けの訓練メニューがあるみたい。

「始めは簡単な型の練習と筋トレとかだと思うけど、辛くなったら言えよ。」

『うん!ありがとう!』

いつもの笑顔で頭をくしゃっとされる。

「よし、じゃあ行くか!」

サボに連れられて建物の外に行くと、たくさんの人たちが集まっていた。
まだ小さい子どももいる。

一番前にハックさんの姿を見つける。

『あ。ハックさん!おはようございます!』

「お、ミカンも参加するんだってな。サボから聞いてるよ。」

『はい!よろしくお願いします!』

「よろしく頼むよ。ハック。」

「あぁ、任せておけ。」

「じゃあミカン、俺は行くから。頑張れよ!」

笑顔を向けてくれるサボ。

よし。頑張ろう。