Gloriosa

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サボが探しにきてくれた。

なんだかんだ近くまで来れてたみたい。

サボが扉を開けてくれる。

『おじゃましまーす。』

「どうぞ。今日は何すっかなー。」

『あ、そうだ。ねぇサボ。』

「んー?」
ニコっと笑ってくれる。

『あのね、ここに来るとき服とかいろいろ持って来てなくて。
時間ある時でいいから買い物に行きたいなぁ。なんて。』

「あ、そういやそうだったな。
よし!じゃあ今日はミカンの買い物だな!」

『いいの?ありがとう!』

サボは快く了承してくれた。