Gloriosa

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エースのお墓の前で、エースの兄弟に出会った。

《俺は、生きようとも思わなかった。
サボの件と、お前みたいな世話の焼ける弟がいなきゃな。》

あの時エースが言ってた。

この人はきっとエースの大切な人。

「一緒に行こう。俺が守る。」

すごく嬉しい。だけど。

『私はエースの側から離れたくない。』

「エースはここにいるだろ?」
そう言って彼は自分の胸を指す。

「エースはミカンの心の中にちゃんといるから。
だからもうここで一人で泣かなくてもいい。
なぁ、エース?」

風がエースの帽子を揺らした。

ルフィと一緒で、どこかエースに似てる。

『ありがとう。サボくん。』

柔らかい笑顔。
「俺のこともサボでいい。」

『一緒に行ってもいいの?』

「もちろん。今度は俺が、エースの代わりに守るから。」