「イゾウ、ここは引いてくれよい。
どっちみちウォーターセブンにはもう引き返せねぇ。
海に捨てるわけにもいかねぇだろい。
親父には俺から話しておくよい。」
「お前がそう言うなら任せよう。」
先ほどのピストルの人はイゾウというらしい。
「名前、ミカンって言ったかい?」
『あ、はい!』
「俺たちは1週間後、マリンフォードに行く。お前も付いて来るかい?」
『私も行かせてください!』
マルコさんはフッ、と笑った。
「お前、戦いは知らねぇだろい?」
『あ、はい。すみません。』
「エースは必ず連れ戻す。お前は船から出るなよい。」