Gloriosa

いつかこの日が来ることは分かってた。

エースはこの街からいなくなるんだ。

「ミカン」

私の好きな優しい声。

「・・俺は、お前が好きだ。」

『ーッ!そんな事、今言わないで。』

「お前は?俺の事嫌いか?」

『私も、好きだよ。エース。』

そうか、と言って優しく抱きしめられる。

「お前とずっと一緒にいてぇ。
だけど、ティーチは放っておけねぇ。
俺は行かなくちゃ。
明日の朝、この街を出ようと思ってる。」

ずっと覚悟はしてた。

自分のエースへの気持ちに気付いた時から、この日が来ることはずっと分かってた。