Gloriosa

ーー

エースはメラメラの実の能力者だったらしい。

蛍みたいに綺麗な火の玉を見せてくれた。

あったかくて優しい光だった。

「そろそろ帰るか。」

もうお別れの時間か。
そう思うとちょっと寂しくなる。

エースは海賊で、たまたまこの街に寄っただけだから。
用事が終わったらまた海に行ってしまう。

「ミカン」

そう呼ばれて振り向くと、エースに抱きしめられた。

一気に自分の鼓動が速くなるのが分かった。

『エ、エース?』

「そんな寂しそうな顔すんな。
離したくなくなる。」

エースの温かさを感じる。

気づいてしまった。
自分の気持ちに。

エースの事が好きだ。

ーーー