Gloriosa

『え!!エースって海賊王の息子だったの?!』

「ま、そりゃ驚くだろうな。」

やっぱり言わなきゃ良かったかな。
こいつには嫌われたくなかった。

『へー、有名人の息子なんだねー!エースすごい!』

思いがけず楽しそうな声。
こいつはそういうの気にしねぇのか、なんだ、拍子抜けだ。

それに有名人って。あいつは世界的な大犯罪者なんだが。

「有名人ってお前、ほんとに海賊王知ってんのか?」

『当たり前だよー!知らない人なんていないよ。

でもエースはエースでしょ?
エースが優しいことも知ってるよ!』

ミカンは、海賊王の息子じゃなくて、ちゃんと俺を見てくれる。

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